2015年05月02日

うつしおみのパフォーマンス

『影たちの祭り』という影絵劇団のドキュメンタリーを撮ったころから、いわゆる「パフォーマンス」というものへの関心が高まってきていまして、最近はこの季節になると、横浜や都心で行われる大道芸のフェスティバルに出かけることが増えてきました。ただ、やはり性癖というのでしょうか、無心に芸を見て楽しむというよりは、ビデオカメラでその様子を撮影する方がメインになってしまうのですが…。

彼ら彼女たちのパフォーマンスはまさに一発勝負。こちらもそれに倣い、「一発撮り」でどこまで視聴に耐える映像を撮影できるか、というのが自分に課した密かなテーマです。パフォーマーの動きを予測しながら動画を撮影することは、判断力や瞬発力を鍛えるトレーニングにもなり、そのスキルは、次にドキュメンタリー作品を作る場合にも必ず生かされるのではないかと思っています。



というわけで、先週開催された第40回目の野毛大道芸で撮影した動画を先ほどyoutubeにアップしました。上の画面中央をクリックしてもご覧になれますが、youtube.comでご覧になる方はこちらからどうぞ。

今回撮影させていただいたのは「うつしおみ」というエアリアルとジャグリングのユニットで、メンバーは目黒陽介さんと長谷川愛実さん。大道芸なのににぎやかすぎず、詩情あふれる展開が素敵です。ちなみに「うつしおみ」というのは「現し臣」すなわち「この世に人としての姿を現しているもの。生きている現実の人」という意味だそうです(これが短縮して「うつせみ」という言葉になったらしい)。このネーミングもまた何とも詩的じゃありませんか。

エアリアルで自在に宙を舞う長谷川さんは、「うつしおみ」を名乗りながらも、まるで妖精を思わせる身のこなしが魅力的でしたが、何より驚かされたのはその体の柔らかさ。開脚は45度が精いっぱいの私には、とても同じ骨格で出来ているとは信じられませんでした。

0502.jpg
この足の開き方は「現実の人」としてありですか?

なお、先ほど「一発撮り」と書きましたが、10分を超える動画で単一ポジションはいささかバリエーションに欠けるため、後半はポジションを変えて2回撮影し、簡易的なスイッチング編集を行っています。
posted by taku at 19:11| 動画紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする