2015年08月31日

渡辺宙明 卆寿記念コンサート

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8月とは思えない、まるで梅雨のように陰鬱な天気が続いている。もう1週間近く、お日様が顔を出していないではないか。というわけで、「まぶしい太陽を隠す黒い雲を吹き払う」(「宇宙刑事シャイダー」主題歌風)意気込みで、昨日(30日)、「渡辺宙明 卆寿記念コンサート」を聴きに行ってきた。場所は渋谷区文化総合センター大和田4Fさくらホール。セルリアンタワーのすぐ裏にある渋谷区の施設である。

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「卆寿」というのは字の示すとおり「九十」、すなわち今年で渡辺宙明先生はめでたく90歳を迎えられ、それを記念して初の大々的なソロコンサートが開かれたというわけだ。
私たち1960年代生まれの特撮・アニメファンにとって、その名前は「マジンガーZ」「人造人間キカイダー」「イナズマン」や戦隊シリーズなどの作曲家として小学生のころから認知され、そしてそのメロディは、40数年が経った今も深く心に刻まれている。

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ロビーにはおなじみの歌手の方々からのお花も

会場に着いたのは開演の10分前。すでにプレトークが始まっていた。15分前からプレトークが行われることは知っていたが、多分コンサート関係者によるトークだろうと思い、あまり重要視していなかったのだ。ところが予想に反し、舞台上にはなんと、御大みずからが当たり前のように立って、司会者の質問に温顔で答えられているではないか! うわ! こんなことなら15分前に来ておくべきだった、と残念に思ううち、プレトークは終了。
「これからもまだまだやっていくつもりです。でも、今日はひとつのしめくくりとしてね」
の言葉を残し、宙明先生は舞台から降り、一階中央の座席に移動。客席でファンとともにこのコンサートを鑑賞するとのことだ。

14時、演奏開始。以下は、完全に個人的な印象&感想である。

1)「マジンガーZ」組曲

やっぱ宙明先生といえばマジンガーでしょう、と言う感じのオープニングナンバー。あの聴き慣れたイントロが40名を超すフルオケで奏でられると心が震える(放送開始当時、私は小学校3年生)。「機械獣の進撃」なども原曲に近いアレンジとのことで、機械獣たちがビル街を焼き尽くしながら跋扈する場面が鮮明に脳裏に蘇った。後半には主題歌候補だった「Zのテーマ」も。8/25のニコニコ生放送で、先生みずからがこの曲のエピソードを語り、なおかつピアノでメロディを爪弾きながら、作曲技法について解説していただけに感激もひとしおである。

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「マイナーペンタトニック」という技法について解説する宙明先生(ニコニコ動画より)

2)「グレートマジンガー」組曲

「マジンガーZ」から「グレートマジンガー」という流れは非常にわかりやすいのだが、残念! 自分はどういうわけか放送当時、「マジンガーZ」の後半(あしゅら男爵が死んでピグマン子爵が出てきたあたり)で視聴をやめ、そのあとの「グレート」は1回も見ていないので、この曲についてはまったく知らないのだ。どうして視聴をやめたのかは謎だが、このころは小学5年生になっていたので、そろそろロボットアニメは卒業、という感じだったのかも知れない。というわけで、原曲についての知識がゼロに等しいため、これについてはコメントができない。演奏中は、つれづれなるがままに、パーカッション奏者の女性が、次に演奏する楽器が置いてある場所にすーっと移動する姿をながめていたりした。

3)「大鉄人17」組曲

演奏前に、奏者の半数以上が退場し、ステージには打楽器とブラスセクションのみが残留。パンフレットによると、原曲を録音した当時の編成を再現し、これだけの少人数(16人)でも重厚なサウンドが表現できる(これぞ宙明先生の力技!)ということを示す狙いがあったそうだ。こういうこだわりは素晴しいと思う。
「グレートマジンガー」と同様、「大鉄人17」も、本放送当時はまったく見ていなかったのだが、最近になってYouTubeの東映特撮チャンネルで、初めてほぼ全話を視聴した。それだけに記憶も鮮明で、曲を聴けばいろいろな場面が頭をよぎるのでは、と期待したが、聴き慣れた主題歌もエンディングも一向に出てこず、なぜか危機感をあおるような曲(敵ロボットが現れて暴れる、的な)が続く。これでは頭に浮かぶのは、ブレインロボットの暴れ回る場面ばかりである。「17」はドラマ部分も充実していたし、それに照応するメロディアスなナンバーも多々あったはずなのに…と少々物足りなく思う。やっと最終パートで主題歌とエンディングを聞くことができたのだが、構成としては、このあとの「太陽戦隊サンバルカン」や「スパイダーマン」のように、なじみ深い主題歌メロディを早いうちに一回提示する方が、聴き手は安心するのではないかと感じた。

※なお、パンフレットによれば、この「大鉄人17」については、「危機」をイメージする曲が、その後多くの作品で流用されたため、「宙明サウンドのトータルイメージとして聴いていただけるようセレクトした」との説明があった。なるほど、そういうショーケース的な意図があったのか、とあとから納得した次第である。


4)「太陽戦隊サンバルカン」組曲

「大鉄人17」組曲とは反対の大変明快な(ある意味王道的)構成で、文句なしに楽しめた。圧倒的な存在感を示す主題歌メロディから始まり、サブタイトル曲をはさみ、次がなんと、あの「巨大モンガ〜」のテーマである。思わず依田英助の声が脳内再生されたのは言うまでもない。

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わかる人にはわかる、あの場面のBGMです

まさかこのテーマをフルオケで聴けるとは、と、なぜか非常に感慨深いものがあった。次のパートでのジャガーバルカン出撃のテーマもスケールの大きい名曲で、巨大感あふれるジャガーバルカンの口が開いて、ブルバルカンとコスモバルカンが発進していく一連のシーンがはっきり頭に蘇った。やはりリアルタイムで見ていた作品は思い入れが違う。「太陽戦隊サンバルカン」の放送当時私は高校3年生だったが、なぜかこのころからまた特撮に回帰していたのだ(「サンバルカン」に関しては、岸田森が長官役でレギュラー出演していたというのも大きい)。

-----休憩(20分)-----

5)「スパイダーマン」組曲

リアルタイムでは見ていなかったが、その後ビデオやマーベルのサイトなどいろいろなところで断片的に見て、その全容はほぼ把握しているこの作品。当時は特撮番組冬の時代で、放送開始当時、東映制作の特撮ドラマはこれ一本。しかもキー局が東京12チャンネル(現・テレビ東京)という厳しい状況だったが、曲はそんなことを微塵も感じさせない賑やかなもので、解説によると、レコーディングにはかなり多彩なパーカッションが使用されたという。今回の演奏でも、その片鱗を見ることができた。
主題歌メロディから始まってスパイダーマン行動のテーマ、そしてマリンバソロによる叙情的なメロディ(「ひとみのテーマ」というらしい)。この時、奏者が手に2本ずつのマレット(ばち)を持って、ポリフォニックな演奏をしていたのが印象的だった。そのあと淋しげなバラード曲をはさんで、一気にレオパルドンのテーマへとなだれ込む。このコントラストには、心と体の双方が震えた。ソードビッカーによる「瞬殺」で知られるレオパルドンは、巨大ロボット最強と噂されるが、このテーマ曲も、数ある巨大ロボのテーマの中でも最強の一曲ではないかと思う。

ここで特別ゲストとして、ご子息でやはり作曲家の渡辺俊幸氏が登壇。息子から父へのプレゼントとしてスペシャルアレンジの「ハッピーバースデイ」を指揮(この時は会場の観客も合唱)。またご自身の音楽遍歴にも触れ、
「もともとは作曲家ではなくドラマーをめざしていて、グループ『赤い鳥』にもドラマーとして参加しました」
「23歳の時『未知との遭遇』を見て作曲家になろうと決意した時は、すでに結婚しており父とは同居はしていなかったので、直接の影響は受けていないはずですが、やはり蛙の子は蛙だったのでしょうか」
などと語っていた。
また宙明先生の楽曲に関しては、
「父の音楽は、たとえBGM(劇伴)であっても非常にメロディアスですね。さすが『宙明節』と言われるだけのことはあるなと。どんな曲であっても、少しでもメロディアスにしよう、印象深い曲にしようと心がけているのを感じます」
と語り、最後に、
「父はみなさんの思いに支えられて、90歳の今でも現役の作曲家として活動しています。みなさんが応援を続けてくれることによって、父はこれからも元気で過ごせると思います。どうぞよろしくお願いします」
と締めくくった。

6)「宇宙刑事ギャバン」組曲

今回最後のナンバーにして最長の組曲ということで、大変力がこもっており、いろいろと趣向も凝らされていたが、個人的に残念に思ったのは、主題歌メロディがフルで演奏されなかったこと。主題歌Aメロのアレンジ曲は流れたものの、「若さ若さって何だ〜宇宙刑事ギャバン」に至る、一番盛り上がるサビ部分は、どうしたわけか一度も登場しなかった。今回のコンサートで一番の心残りはこれかも知れない。とはいえ、それ以外の名曲(星空のメッセージ、電子星獣ドル、レーザーブレード等)が次々に演奏され、数々の名場面が眼前に再現されていく感じは心地よかった。
ちなみに「宇宙刑事ギャバン」は「太陽戦隊サンバルカン」の翌年(1982年)の作品で、私は1年目の浪人生活を送っていたが、この作品はほぼ毎週見ていたので、かなり鮮明にいろいろなことを覚えている。ミミー役の叶和貴子が、スケジュールの都合なのか予算の都合なのか途中から出なくなったこと(ラスト間際に復帰したが)、しばらく東映特撮から遠ざかっていた潮健児がこの作品で復帰し、メフィスト風の衣装で登場したこと(14話)、ハンターキラーの退場の仕方がかなり悲惨だったこと(30話)、バッファローダブラーはどう見てもクワガタだったこと(42話)、千葉真一ゲスト出演の43話「父よ」は本格的な親子再会ドラマで宙明節炸裂、Bパートに通常のバトルシーンがなかったこと、等々、書き始めるときりがない。また、この時代の東映特撮では、ミニチュアワークは最初にまとめて撮って、あとはそれを使い回すのが主流だったが、「宇宙刑事ギャバン」では、最終エピソードに近い41話で電子星獣ドルの宇宙飛行シーンが一部新撮だったことも印象的だった。

という感じでプログラム上はこれで終了だが、「卆寿記念コンサート」でもあるし、当然これだけでは終わらない。まずはアンコール第1弾として、レーザーブレードのテーマ3連発(マニアには説明の必要もないだろうが、「ギャバン」「シャリバン」「シャイダー」のレーザーブレードのテーマをメドレーで演奏)。

さらに第2弾として、渡辺宙明先生みずからの指揮で、オーケストラをバックに、「グレートマジンガー」「マジンガーZ」の観客による大合唱! いやあ、これはまさかのサプライズ、ファンには嬉しすぎる趣向である。まさか宙明先生がタクトを振り、それに合わせて往年のテーマ曲を歌う栄誉に預かれるとは…。しかし、先ほども書いたように、私は「グレートマジンガー」はよく知らないので、声の限りに歌い上げたのは「マジンガーZ」だけだったのだが。それでも、なぜか歌っている最中涙があふれてあふれて、宙明先生のお姿もくもって見えなくなることがしばしばだった。会場をあらためて見渡せば、かなり頭の白くなった中高年の姿が目立つ。みんな、この合唱で声を合わせながら、脳裏には過ぎ去った少年少女の日々が去来していたのではないだろうか。

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演奏終了後の撮影タイム。携帯カメラなので悲惨な画像だが、指揮台のすぐ左が渡辺宙明先生

こうして約2時間のコンサートは終演。入場時には会場に届いていなかった全52ページの豪華パンフレットを入り口のところで受け取ってホールを出る。外は相変わらずの空模様だったが、心の中は、あたかも「胸のエンジンに火がついた」状態(「ギャバン」主題歌風)で、霧雨も大して気にならず、足取りも軽やかに駅までの道を歩き出したのであった。

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ちなみに、この「卆寿記念シリーズ」は今後も続く模様で、来年の3月、5月に行われるコンサートでは、「キカイダー」「イナズマン」「シャリバン」「ジバン」などの組曲が予定されているようだ(パンフレット巻末に情報が記載)。それらももちろん悪くはないが、私としてはぜひ一度、「電子戦隊デンジマン」組曲を聴いてみたいと強く思う。
「デンジマン」は主題歌、挿入歌、BGMとすべてが名曲ぞろいなので選曲も困難を極めると予想されるが、絶対にはずしてほしくないのが「デンジ姫のテーマ」である。あの哀感に満ちたピアノのイントロを聴くだけで反射的に涙腺がゆるみ、自分で自分がどうにもならなくなるくらいだ。この曲は「デンジマン」劇場版で初披露ののち、ドラマ本編「デンジ姫の宇宙曲」や「二人いたデンジ姫」、そして翌年の「太陽戦隊サンバルカン」の「エスパー」「日見子よ」でも効果的に使われていた。故郷を失ったデンジ星人の悲しみと、デンジ姫の凛とした美しさの双方が、シンプルなメロディで見事に表現された名曲で、これぞ「宙明節」と呼ぶにふさわしい(と勝手に思っている)。どうにかして、いつかこの曲を生演奏で堪能してみたい。そのためにも、ぜひ「電子戦隊デンジマン」組曲を!

※当方のブログでは、著名人は基本的に敬称を省略することにしているのだが、今回は、渡辺宙明氏への賛辞と敬慕の情が抑えがたく、多くのファンの方に倣って「先生」の呼称を使用した。
渡辺宙明先生、90歳のお誕生日おめでとうございます。これまで、素晴しい曲をたくさん世に送り出して下さってありがとうございました。今後のご健康とさらなるご活躍をお祈りしています!
posted by taku at 19:11| 特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月25日

似てる?似てない?

このところ世間では、あるデザインが「オリジナル」なのか、そうでないのかがずいぶん取り沙汰されている。この手の事象に関しては、元ネタとの関係について、「モチーフ」「オマージュ」「リスペクト」「パロディ」「パクリ」「トレース」「完全に一致」などさまざまな単語が飛び交うが、ここではこれ以上立ち入るのはやめておく(そもそも例の件のデザイナー氏は、「元ネタと言われるデザインは見たことがない」と語っているし)。

さて、今回ご紹介したいのは、先日黒姫に滞在した折、道の駅しなのの「お食事処 天望」で昼食を取った際、待ち時間に手に取ったこの本。

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世界のふくろう(2003年・里文出版)

題名のとおり、実際のふくろうから、ふくろうをモチーフにした絵画、古代の工芸品、最近のグッズなど、600点以上の図版が紹介されている。そんな中で、思わず手をとめたのが下の写真。

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解説によれば、「パチャママ(南アメリカのインディオに伝承されてきた神話の中で、大地の肥沃を象徴する女神)の祭り用の土偶」とのこと。

わかる人にはすぐわかる、わからない人には絶対わからない、これはもしかして、横山光輝の『マーズ』に出てくる、六神体の四番手「シン」の元ネタでは??

そう思って、当時の「週刊少年チャンピオン」(1976年38号)を引っ張り出してみたのだが…

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うーん。ちょっと苦しかったかなあ。

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「シン」の元ネタに関しては、こちらのブログで紹介されているように、大阪の国立民族学博物館に展示されていた南アメリカの石像ではないかという説もあり、たしかに全体の形状はよく似ているのだが、丸い目玉や腹にも大きな目があるところなどは、このふくろうの土偶の方がイメージに近いような気もするのだが…。

この両者の類似は単なる偶然かも知れない。だが仮に、この土偶が「シン」の元ネタだったとしても、これを盗用と呼ぶ人はまずいないだろう。横山光輝の「シン」にはたしかなオリジナリティが感じられるからだ。既存のモチーフを用いた場合であっても、そこに作家の「個性」や「創意」が明確に投影されていれば、それは新しいデザインと呼んで差し支えないと思う。
posted by taku at 14:18| 漫画・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月24日

黒姫 2015年夏

前回はミヤマクワガタの画像しか載せなかったので、今回はそれ以外の黒姫での写真を紹介していきましょう。前にも書いたように、幼少期から毎年のように訪れている場所なので、もはや新鮮なまなざしは失われているのですが…。

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まずは、駅近くの道沿いの風景。ひまわりとコスモス、そして背後にはトウモロコシ畑。

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この土地では、梅雨の花アジサイと、秋の花コスモスが、ごく普通に同居しています。

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国道には、電信柱と道祖神が隣り合わせ(特撮ファンなら、『怪奇大作戦』の「霧の童話」のラストを思い出すかも)。

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築40年弱のわが山荘。ボロが目出つので画像は小さめ。

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夏でも涼風が吹きぬける黒姫高原。

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で、こちらは地元の信濃町が運営する黒姫童話館。1991年開館ですからもう24年が経ちます。何回くらいここに通ったか、もはや思い出せません。

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おや、この見慣れない柵は…?

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レトロなポストまで設置されている…ということは、もしや…

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やっぱり、郵便屋さんとしても認知されているヤギさんでした。

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もろもろの事情で、長年行われてきた牛の放牧が中止になり、そのリリーフ(?)として今年からお目見えしたとのこと。

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黒姫童話館といえば、ミヒャエル・エンデの常設展示などが有名ですが、私にとっては、今年2月に亡くなった松谷みよ子氏の足跡を展示した「松谷みよ子の世界」がとりわけ印象深く、いつもかなり長い時間をこのコーナーで過ごします。
松谷氏は戦後間もない1947年、この黒姫高原の野尻湖畔に坪田譲治を訪ね、自作童話を書いたノートを手渡したことが作家デビューのきっかけとなります。そして松谷氏本人も1980年ごろに黒姫に別荘を建て、この地でも執筆を行うようになるのです。

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私の父・青江舜二郎も同じように黒姫に山荘を持ち、夏はこの土地で仕事をするのが恒例になっていたので、松谷氏には勝手に親近感を抱いておりました。また、青江の教え子である劇作家・若林一郎氏が、一時期松谷氏の童話の脚色を何本も手がけたという「つながり」もあって、今から10年ほど前、東京・練馬の「本と人形の家」をお訪ねした折には、黒姫の生活事情などについて、心安くお話させていただいたこともあります。
「山桑(地名)は普通は『やまくわ』って読むんでしょうけど、あっちの人たちはみんな『やまっか』って呼んでるんで、私もそれにならって『やまっか』って言うの。なんかその方が可愛いでしょう」
「最近は熊を見たっていう知り合い人が何人もいるから、私も、散歩の時には熊よけの鈴をつけるようにしてるの。森の中で熊さんと出会うなんて本当に童話みたいで、ちょっと面白そうな気もするけれど、いきなり襲われるのはねえ」
などと目を細めてながらお話しされる温顔が、今も目に浮かびます。

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実は松谷氏には、ある映画を製作した時に、大変なお力添えをいただいたこともあるのです。非公式な協力ということもあって、その作品名をここで明らかにすることはできないのですが、松谷氏のご協力がなければ、その映画が完成することは不可能であったと今でも思っています。
もはや天上の存在となってしまわれましたが、あらためてあの時のご厚情に感謝し、そしてご冥福を祈るべく、深く頭(こうべ)を垂れました。

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童話館を訪ねた翌日、東京に戻りました。上の写真は2015年8月17日の黒姫駅です。
去る3月にアップした「さらばJR黒姫駅」という文章に、
「今年の夏、黒姫駅に降り立った時に、自分はその変化をどのように感じるのだろう。何がどう変わって、何が変わっていないか―それをきちんと見届けるのも、長く生きて来た人間の務めのような気がしている」
などと書きました。もちろんこれは、黒姫がJR線の駅でなくなることに伴う変化のことを言っているのですが、結論から言うと、「北しなの線」に変わっても駅前の風景はほとんど以前のままでした。まあ、赤字路線の悲しさで、改修整備をする費用などないのでしょうから、当然のことと言えばそれまでですが。

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「3.14開業」ののぼりが北しなの線への移管を物語る程度。

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駅の看板も、2011年に架け替えた時のまま。

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券売機と改札。こちらも大きな変化はない。

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ただ、ホームのプレートだけは、JRとの訣別がはっきり示されていた。

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北しなの線カラーに塗り直されたワンマン運転の車両が入線。

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山並みに幾重にもたれこめる雲をながめつつ、黒姫は遠ざかっていくのでした。
posted by taku at 19:58| 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月19日

深山のミヤマクワガタ

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8月中旬から1週間ほど、北信濃・黒姫の山荘に滞在していたのだが、関東に帰る日の朝、まるで見送ってくれるかのように、ミヤマクワガタがベランダに現れた。

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ミヤマクワガタ(深山鍬形)は文字通り深い山、すなわち標高の高い山間部に生息するクワガタで、頭部に独特の突起があり、フォルムも美しい。帰りの列車の時間も迫っていたのだが、この夏初めての大物昆虫との遭遇だったため、静止画と動画の両方でその勇姿を撮りまくった。

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以下は動画だが、動きは速いものの、どういうわけか後ろ足(特に右側)はほとんど動いていない。ケガでもしているのだろうか。


https://www.youtube.com/watch?v=obw-T9Lzh6k


人間や動物なら治療してくれる医者もいるが、昆虫の医師というのは聞いたことがない。そうなると昆虫が足などを負傷した場合、自力で回復する以外に道はないということになるが、一度機能不全になった足はずっとそのままなのか、時間とともに自然治癒することもありうるのか、いささか気になるところである。
posted by taku at 20:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月08日

合体木の不思議

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上記画像2点は、実家の増改築を行っていた昨年8月に撮影(業者がどこかバレバレですな)

実家の裏庭にひっそりと立つ2本のビワの木。

幼稚園に通っていたころだったろうか、父が町で買ってきたビワがあまりに美味だったので、その種をいくつか埋めてみたところ、やがて芽を出し、いつのまにか立派に実をつけるまでに成長した。日当たりの悪い場所なので、ご覧のとおりひょろひょろだが、さすが遺伝子のなせる業で、その実は心底甘く、例年6月は高枝切りハサミで鈴なりの実を収穫するのが、わが家の恒例行事となっていた。

gattai03.jpg 例年こんな感じでたわわに実がついていた(2013年)

しかし、実をつけるようになって30年近くが過ぎ、少しずつ樹勢も衰え、ついにそのうちの1本が立ち枯れてしまったという(私は現在実家に住んでいなので、後日母から知らされた)。枯れたまま放置しておくのも、という母の判断で、造園業者に右側の1本を根元近くから切ってもらったということだったが、先日実家を訪ね、その木を改めて見て、面白いことに気づいた。

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もともとは完全に2本の木だったはずなのに、いつの間にそうなったのか、現在は、根元のところがつながっているのだ。それに、木の間の距離も、種を蒔いた当初よりもずいぶん狭くなっているような気がする。

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ネットで調べてみたところ、このような状態を「合体木」「合体樹」といい、長い年月のうちに木と木が融合してしまう現象なのだという。しかし、ネットでの例を見る限り「樹齢何百年」といった感じの老木巨木が多く、それに対しわが家のビワはせいぜい樹齢45年で、老木というほど年を重ねてはいないのだが…。

これは勝手な推測だが、「日当たりの悪い裏庭で生きていくには、1本ずつではパワーが足りない」と考えた両方の木が、心を合わせて短期間のうちに合体を強行したのではないだろうか。さらに写真をよく見ると、枯れた木の下の方からも新しい枝と葉が出てきており、これなども、根が左の木と合体しているためではないかと思えてくる。植物に意志があるとはしばしば言われることだが、まったく不思議な現象である。

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posted by taku at 16:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月07日

「ウルトラ兄弟」誕生の夏(2)

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お待たせしました。
内山まもる「決戦★ウルトラ兄弟対11大怪獣」のご紹介です。

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真夏の関東地方に突然大雪が降り、街は真冬のような光景に(涼しそうで少々うらやましい気も…)。

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それは、ペギラやガンダーといった冷凍怪獣の仕業で(なぜかチャンドラーも混じっているが)、郷は帰マンに変身して怪獣を退治する。

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そのおかげで東京にはまた暑さが戻るが、休暇をもらった郷が、アキや次郎と待ち合わせた京王プラザホテルに向かう途中、ビルが突然揺れ出し、その下からゴモラ、エレキング、ゴルバゴスが出現。

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郷はまたも帰マンに変身し、ウルトラダブルという内山漫画オリジナルの特殊能力で2倍のサイズになりビルを支えるが(見開きをタテに使っているところが斬新!)、変身時間は半分になるという欠点があるため、早くもカラータイマーが鳴り出す。

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そこに、突然ウルトラセブンが現れ、3体の怪獣をあっさり倒す。セブンは帰マンに、「おまえにもっと強力なエネルギーをやろう」と告げ、2人はどこかへテレポートする。

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しかし、そのセブンはにせウルトラセブンだった。郷はこの事件のラスボス・チブル星人の円盤に拉致されてしまう。

チブル星人の命令で、怪獣軍団(ゼットン、ジェロニモン、レッドキング、ステゴン、モグネズン)が東京に出現し都市を破壊。MATは例によって役に立たず。

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怪獣軍団に混じって復活させられていたらしいピグモン(このあたりの設定は「小さな英雄」を踏襲していますな)の協力で郷の拘束は解かれるが、その代償にピグモンは命を落とす(この辺も「小さな英雄」です)。

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郷は三度帰マンになってにせセブンと対決しこれを倒し、東京に駆けつける。

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帰マンと対峙するゼットン。この時のゼットンのセリフに注目。
「フフ、あのウルトラマンの弟か。すこしは、強そうだな」
1971年の時点では、「ウルトラ兄弟」は実際の兄弟という設定だったことがはっきりわかる。

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ゼットンはお得意の1兆度の火の玉を帰マンに連続発射するが、帰マンはウルトラスピンという、これまた内山漫画オリジナル技で跳ね返し、ゼットンを倒す。
しかしすでにカラータイマーが点滅、まだ怪獣は4体も残っており、もはやこれまでかと思った時、空から3つの火の玉(赤い玉というべきか)が落下し、中からゾフィー、「前の」ウルトラマン、ウルトラセブンが現れる。

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それを見届けた帰マンは、「にいさんたちだ。よかった」とつぶやき、タイムアウトで姿を消す。何と、この漫画の主役たるべき帰マンは、兄弟たちと共闘していないのであった。主役不在のラストバトルというのは、いささか物足りないような…。

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ウルトラ3兄弟と怪獣軍団の戦闘が開始。それぞれの持ち技で4怪獣をあっという間に倒す。

戦いのあと、郷はテレパシーでゾフィーに、自分を助けてくれたピグモンがチブル星人の円盤にいること、事件のラスボスがチブル星人であることなどを伝える。それを受けて3兄弟は、円盤で逃走をはかるチブル星人を倒し、ピグモンの遺骸を持って光の国へ戻っていく…。

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なお、このラストのコマにも、主役である帰マンの姿はない(一見すると中央は帰マンのようだが、物語の展開からして、胸のボツボツを書き忘れたゾフィーだと思われる)。

お話の方はこんな感じ。登場する怪獣側には、帰マンの怪獣数体に加え、かねてから人気の高かったレッドキングやゼットン、エレキングなどを配し、それを迎え撃つウルトラヒーローも勢ぞろいで、夏休みならではの「夢のオールスター戦」といった趣(おもむき)である。当時はまだテレビでは、このように複数のウルトラヒーローが一堂に会し、怪獣・宇宙人の大群とバトルを繰り広げるというシチューションは皆無だったので、当時の小学生(もちろん私も含む)はかなり熱くなって、この漫画を繰り返し読んだものである。

とは言うものの、実はこのストーリーにはどこかで既視感があり、それはなぜだろうとずっと考えていたのだが、最近になって理由がわかった。
この漫画が書かれる1〜2年前、美研というメーカーから発売されたフォノシートつき紙芝居「ウルトラ大決戦」において、すでにこれとほぼ同じシチュエーションを目の当たりにしていたからだった。

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「ウルトラ大決戦」1969or1970年(美研)

こちらは、フォノシートは残っているものの、紙芝居の方は残念ながら中学校にあがるころ処分してしまったため、画像でご紹介することができないのだが(上記画像は某オークションに出品されていた時のものを拝借)、あらすじは、かつてウルトラマンと引き分けたメフィラス星人と、一度はウルトラセブンを十字架にかけたこともあるガッツ星人が手を組み、怪獣軍団を率いて地球総攻撃をかけるというもの。

ある晩、横浜・鎌倉方面にペスター、ゲスラ、ザンボラーなどが出現、激しいバトルを繰り広げる。ウルトラセブンが現場に駆けつけ、ペスターとザンボラーを氷づけにしたガンダーを倒すが、傭兵(?)として戦線に加わったバルタン星人の大群に翻弄され体力を消耗、大ピンチに陥る。その時、上空からウルトラマンが現れ、これに助けられたセブンも闘志を取り戻し、それぞれの得意技(スペシウム光線とアイスラッガー)でほかの怪獣たちとメフィラス&ガッツ星人を粉砕する。
最後は「これからも力を合わせてがんばろう」と決意を新たにしたウルトラマンとセブンが、地球を背にして宇宙を飛んでいる絵で終わり。

まあ、この手のストーリーには、それほどバリエーションがあるとも思えないので、この両者の類似は仕方のないこととは思うが、「ウルトラ兄弟」の設定が為されるよりも前に、ウルトラマンとウルトラセブンというWヒーローの、番組を超えた競演ドラマが描かれ、世に出ていたというのは、注目すべき事実だと思う。

しかし、さらにさかのぼれば、「ウルトラセブン」制作後期に、上原正三と川崎高(実相寺昭雄)が共同執筆した「宇宙人15+怪獣35」というNGシナリオが存在する。この作品はタイトルが示すとおり、これまでウルトラシリーズに登場した怪獣・宇宙人が多数復活してウルトラセブン&カプセル怪獣と激闘を繰り広げるというもので(ラスト近くでピンチに陥ったウルトラセブンを助けるのは宇宙獣神ゴード)、上記の「ウルトラ大決戦」も「決戦★ウルトラ兄弟対11大怪獣」も、ともにこの「宇宙人15+怪獣35」をベースにしているように思われる。もしこのエピソードが映像化されていれば、「セブン」放映時にすでに、「マン」と「セブン」は同一世界での物語、という設定が明確になっていたわけだ。

【付記1】紙芝居「ウルトラ大決戦」はウルトラ画家として知られる前村教綱の筆になるもので、その絵の迫力もさることながら、フォノシートの出演者が異様に豪華なことも特筆にあたいする。何とメフィラス星人とウルトラセブンを永井一郎、ガッツ星人とウルトラマンを北川国彦(米彦)、バルタン星人とナレーターを野田圭一が担当しているのだ。当時はフォノシートを聞いて、「どうして『サザエさん』のお父さんがこんなところに?」と、大いに違和感を覚えたものだ。

※フォノシート音声はこちら(一部抜粋・mp3ファイル)

【付記2】「ウルトラセブン」放送と並行して桑田次郎が『少年マガジン』に執筆していたコミカライズ版では、その第1話冒頭に、ウルトラマンがセブンに任務の「引き継ぎ」を行うという珍しいシーンが描かれている。円谷プロの公式見解だったかどうかは謎だが、多分これが、「マン」と「セブン」が同一時空間に存在した最初の場面ではないかと思われる。

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桑田次郎「ウルトラセブン」第1話「姿なき挑戦者」より
posted by taku at 13:39| 特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月06日

「ウルトラ兄弟」誕生の夏(1)

暑い。あまりにも暑い。
東京では1週間連続の猛暑日だとか、本当にもう常軌を逸している。

というわけで、ほとんどブログを更新する気力も集中力もないのだが、夏休みでもあることだし、久々に特撮ネタを一発お送りしてみたい。例によって数十年自宅に眠っていた、今や稀少な雑誌のお蔵出しである。

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「小学二年生 夏の増刊」1971年8月発売(小学館)

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「怪獣とさよなら星特集号」
男の子には「怪獣」、女の子には「谷ゆきこ漫画」というキラーコンテンツ2連発!

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巻頭を飾るのは、二子玉川園で行われていた「ウルトラ怪獣大会」の紹介。筆者も夏休みの終わりに観に行きましたよ(その時の写真はこちら

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一方、「怪獣なんて全然興味ないわ」という女の子のために、谷ゆきこ大先生による「さよなら星」のスーパーダイジェスト142ページ!(当時、ひとつ学年が上の学習雑誌で連載中だったものを大幅に圧縮)

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これがまたたいへんな「不幸のズンドコ」ドラマで、

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突然ヒロインの弟が倒れてアメリカで治療を受けることになったり(その後あっけなく死亡)、

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治療費の足しにと老夫婦に家を貸したら、老婆は家の中でトラを飼うマジキチだったり(実際に漫画の中で「おばあさんが気ちがい!?」というセリフがある)、

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マジキチ夫婦の掘った落とし穴に落ちたヒロインが、当時「サインはV」でおなじみの「骨肉種」におかされ、片足を切らなければならないかも知れなくなったり、

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でもって、何か無理やりのハッピーエンド。ちなみに一学年上の学習雑誌での「さよなら星」連載はその後も続くが、最後はヒロイン一家が全員死亡という信じられないバッドエンド。具体的に知りたい方はこちらのブログがとても詳しいのでご参考に)。

ほかにも、あのころ必ずあったクイズコーナーや、

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帰ってきたウルトラマンの「やられ」シーン限定写真特集(どういう趣味だ?)、

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つよい ウルトラマンも、
時には、怪獣に くるしめられる。
これは、その 時の かなしい かお。(何となく相田みつを調)


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などなど盛りだくさんだが、そんな中でもひときわ目を引くのがこちら、

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「決戦★ウルトラ兄弟対11大怪獣」 作・田口成光 え・内山まもる(全73ページ)

当時、月刊誌「小学二年生」では内山まもるによる「帰ってきたウルトラマン」が連載中で、この読みきり長編は、いわば本誌の派生作品なのだが、本誌連載の「帰ってきたウルトラマン」が2011年に単行本化された際、[完全復刻版]と言いつつ、どういうわけかこの作品は収録されなかった。いまだに「幻の大作」と称される由縁である。

帰ってきたウルトラマン[完全復刻版] -
帰ってきたウルトラマン[完全復刻版]

内山まもるといえば、70年代以降のウルトラ漫画の巨匠ともいうべき存在であり、オリジナルストーリーでウルトラ戦士、ウルトラ兄弟たちが活躍する作品を数多く手がけているが、そんな内山がはじめて、「ウルトラ兄弟」という設定の元で兄弟(ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰マン)と怪獣軍団とのバトルを描いたのがこの作品である。

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ちなみに「ウルトラ兄弟」という設定そのものは、この増刊号が発売されるひと月前、『小学二年生』1971年8月号の誌面上で公式に発表されたもので、これはすなわち、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」という物語がすべて同一世界での出来事であることを意味する。それまで、「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」は、「ヒーローはともにM78星雲出身の宇宙人」という設定は共通していたものの、どちらの作品にも登場するキャラクターというのは一切存在せず、その世界観が同一であるかどうかはあいまいなままだった(一方、「ウルトラマン」とその前の「ウルトラQ」については、ラゴンとケムール人が両作品に登場することから、その世界観は共通という認識があった)。それがこの「ウルトラ兄弟」設定によって明確になったわけで、当時の特撮少年たちには、かなり画期的な出来事であったのだ。

前口上はこのくらいにして、それでは肝心の漫画をご紹介…と言いたいところだが、すでにかなり長くなってしまったので、今回はここまで(続きは数日中にアップする予定)。

では、どなた様も熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。
posted by taku at 14:28| 特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする