2017年05月11日

イベント決定!

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5/20から公開される『鎌倉アカデミア 青の時代』の、新宿K's cinemaでのイベントが決定しました。1週間限定でもありますし、すべての上映日にイベントを行うことにしました。進行役は私、大嶋拓が務めさせていただく予定です。

■『鎌倉アカデミア 青の時代』公式サイト:新着情報

まず初日、5/20(土)の舞台挨拶は、演劇科1期生の勝田久さん(声優)と加藤茂雄さん(俳優)がゲスト。90歳と92歳という、超ベテラン2人の登場です。実は先週、勝田さんのお宅にお邪魔し、映画の一部をお見せしながら、入念(?)な打ち合わせをしてきました(上写真)。勝田さんは当日に向けて、歩行訓練に余念がないとのこと。2歳年長の加藤さんが今でも船で漁に出ているという話を聞いて発奮されたのでしょうか? ともにアカデミアに学び、社会に出てからは、片や『鉄腕アトム』のお茶の水博士、片や黒澤明作品や東宝特撮の常連俳優。70年来の同級生再会で、果たしてどんな話が飛び出すか、こちらも興味津々です。

5/21(日) は川久保潔さん(声優)と若林一郎さん(劇作家)を迎えてのトークショー。お二人はともに演劇科2期生で、前日ゲストの勝田さん、加藤さんの後輩に当たります。川久保さんにはもう20年以上も前、『カナカナ』という私の劇場映画デビュー作に出ていただいたことがあり、また、若林さんも父の代から大変お世話になっています。でも、一般視聴者の立場でいえば、川久保さんは『ロボット刑事』のバドー、あるいは『ひとりでできるもん!』のクッキングの声の人で、若林さんは『オバケのQ太郎』や『W3(ワンダースリー)』の脚本家、あるいは『ヤッターマン』の作詞家だったりします。

5/22(月)は、それまでとは毛色を変えて、横浜市立大学国際総合科学部教授の高橋寛人先生とのアフタートーク。実は横浜市立大学は、鎌倉アカデミアの校長だった三枝博音が学長を務めたこと、かつてアカデミアの教師だった早瀬利雄、西郷信綱、田代三千稔、加藤衛、古沢友吉らが教壇に立ったことなどから、鎌倉アカデミアの流れを汲む大学と言っても過言ではありません。そのあたりの両校の関連や、現在の教育現場に鎌倉アカデミアの在野精神はどのように生き続けているのか、といった興味深いお話もうかがいたいと思います(先月、高橋先生の授業にうかがった時のことはこちら)。

5/23(火)のトークゲストは、作家・山口瞳氏のご長男で、ご自身も作家の山口正介さん。山口さんのご一家は、父親の瞳氏と、母親の治子さんがともに文学科の1期生、しかも瞳氏の父親・山口正雄氏は、ほかの3人の子どもも鎌倉アカデミアに通わせ、一時期は自身もアカデミアの専務理事を務めていたという、文字通りの「アカデミアファミリー」。正雄氏が画期的な発明品を作って、アカデミアの赤字経営を黒字に転換させようと奮闘した話は本作にも登場しますが、それ以外にもどんな秘話が披露されるか、乞うご期待です。

5/24(水)には、作中の再現映像に出演している劇団かかし座の俳優・澤田晴菜さんが登場。かつて鎌倉アカデミア演劇科の学生が日劇小劇場で演じた「春の目ざめ」のヒロイン・ヴェンドラ役を好演されています。あのころの学生たちと同年代の澤田さんは、この役をどういう意気込みで演じたのか、そして、鎌倉アカデミアという学校を、どのように捉えていらっしゃるのか、現代の若者の視点から語っていただこうと思っています。

5/25(木)には、『ムーランルージュの青春』『道しるべ』の田中じゅうこう監督をお迎えして、作り手同士の、いわばバックステージトークを繰り広げる予定です。私がこの『鎌倉アカデミア 青の時代』を撮ることになったきっかけのひとつは、2011年の秋に田中監督の『ムーランルージュの青春』をK's cinemaで観たことでした。その後交流が始まり、大変貴重な多くのアドバイスをいただいて、どうにか完成に漕ぎ着けたような次第。戦後の日本のテレビ文化を花開かせたのは「ムーラン」と「アカデミア」だった、との持論を展開する田中監督のお話は必聴です!

そして5/26(金)、最終日の舞台挨拶は、鎌倉アカデミアの語り部ともいうべき加藤茂雄さん(演劇科1期生・俳優)と若林一郎さん(演劇科2期生・劇作家)がふたたび登壇し、有終の美を飾ります。

皆様、どうぞお誘い合わせの上ご来場ください!
posted by taku at 19:22| 鎌倉アカデミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする