2008年09月30日

さらばナショナル

週末、3週間ぶりに訪ねた黒姫の山荘は秋真っ盛り、というか一足飛びに冬の気配で、早速煙突ストーブのお世話になる。そして、お湯もすぐに出て欲しいなと思い、約30年前の瞬間湯沸かし器を、新しいものと交換してもらった。壊れていたわけではないのだが、あまりにも年式が古く、一酸化炭素中毒の危険があるから交換しろと、前からガス会社に言われていたのだ。交換キャンペーンとかで、本体と工事費、そして古い製品の処分を全部合わせて1万円。かなりお値打ちだったと思う。それでもって、その年代物の湯沸かし器のロゴをよくよく見ると、何とNationalの文字が…。

national.jpg

ナショナルが湯沸かし器を作っていたなんて知らなかったし、いろんな意味で骨董的価値があるようにも思ったが、手元に置いておくのもかさばるので、涙をのんで処分してもらうことにした。折しも、松下電器は今日でその看板を下ろし、長年親しまれた「National」のブランド名も、ついに過去のものとなる。湯沸かし器に限らず、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、懐中電灯…すべてのナショナル製品が、遠からず骨董的、歴史的な存在になろうとしているのだ。幼少期から家電といえばほとんどナショナル製品だった自分にとっては、またひとつ、ともに時代を生きてきた仲間がいなくなるようで一抹の淋しさを覚える。さらばNational
posted by taku at 14:23| レトロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする