2017年08月12日

密会の映画館

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今月初めに降ってわいた女優S・Y(50歳にして再ブレイク中!)と同世代医師とのW不倫疑惑。『スケバン刑事』世代の自分としては、最近妙にきれいになって往年の輝きを取り戻したかに見えたS・Yに少なからずときめくものを感じ、『物理基礎』までチェックするようになっていたのだが、そんな矢先の週刊誌報道である。
「何でだよ〜」というガッカリ感とともに、ああ、ときめく相手がいると、やっぱり女性は美しくなるのね、と妙に納得するものもあった。

S・Yと医師は、果たして一線を越えたのか越えていないのか、みたいなことでワイドショーなどは騒いでいたようだが、実際どこまでの関係になっていたかは、これはもう本人同士にしかわからないことである。ただ、これは私見だが、男女とも五十代ともなると、その辺の行為そのものへの欲求は、若い人たちほど露骨ではなくなるのではないだろうか。私は現在54歳で噂の医師とほぼ同い年なのだが、二十代や三十代のころの性的エネルギー(フロイトの言うところのリビドー)と現在のそれとを比較してみると、その低下は圧倒的で、同じ人間でどうしてこうも変わるのかと首を傾げることが多い。もっとも、生殖年齢を過ぎれば性欲が減退していくのは自然の摂理でである。異性を求める気持ちは死ぬまで継続すると思うが、加齢とともに、プラトニックなものに回帰していくような気がする。したがって今回の件も、たしかに「恋人つなぎ」はしたかも知れないけれど、それはいわば双方の精神的な結びつき、親愛の情を示すものであり、ただちにドロドロの愛欲行為に直結するものではないように思われるのだ。もちろん、だからといって、既婚者同士がこういう形で密会していいということにはならない。いや実際のところ、瞬発的、火遊び的な激しい一夜の情事よりも、長期間(関係は5年におよぶという報道もあり)の深く静かな精神的結合の方が、双方の夫婦関係に大きなダメージをもたらすものとなるだろう。

S・Yと医師とは、これからどうしていくつもりなのか? それぞれの家庭は今後どうなっていくのか? いろいろと興味は尽きないが、私自身は独身で結婚歴もないため、配偶者以外を好きになる気持ちも、配偶者に裏切られる気持ちもリアルに想像することができない。この問題について論じるのはこの辺にした方がよさそうだ。

【追記】その後、S・Yと医師とは不倫関係を認め、S・Yは女優としての活動を自粛するに至った(『物理基礎』も11/22放送までとのこと。トホホ)。私は上に、「双方の結びつきは精神的なものではないか」というようなことを書いたが、それははかない一ファンの願望に過ぎなかったようだ。(10/6)

さて、この報道で私が興味をそそられたのは、大きく取り沙汰された別宅マンションでの密会ではなく、7月26日夜の「横浜の映画館デート」である。週刊誌によれば「準新作映画を上映する小さな映画館」とのこと。記事には「横浜・伊勢佐木町裏の路地に到着」などと書かれていたため、当初ネットなどでは、この映画館は伊勢佐木町の横浜ニューテアトルではないか、とささやかれていた。しかし、横浜ニューテアトルではその時期、2人が鑑賞したという『光をくれた人』は上映されていない。また、映画を見終わったあと、S・Yが先に劇場の階段を下り、入口でチラシを物色していたと書かれているが、横浜ニューテアトルは劇場が地下にあるので、映画を見終わったあとは、階段を上らなくてはいけない。
以上の2点から、映画館が横浜ニューテアトルでないことは明白である。となるとどこか。その時期に『光をくれた人』を上映していた横浜の映画館はひとつだけだったので、答えはすぐにわかった。それは、『濱マイク』シリーズの舞台になったことでも知られる「横浜日劇」のお隣りで旧「横浜名画座」、すなわち現在のシネマ・ジャック&ベティである。そう当たりをつけた上で例の「恋人つなぎ」写真を見直すと、たしかにチラシ置き場も入口外観も、シネマ・ジャック&ベティ以外の何物でもない。実は、拙作『鎌倉アカデミア 青の時代』が10月にこの劇場で上映されることになっており、最近も何度かここを訪ねて打ち合わせをしているので、チラシ置き場や入り口周辺などは、かなり見慣れた風景なのであった(ちなみに前作『影たちの祭り』は横浜ニューテアトルで上映されている)。

というわけで、私は今、自分の映画が公開される映画館が、時のスキャンダルの舞台となった事実、というより、あのS・Yが、何度となく足を向ける劇場であったという事実に、少なからず胸をときめかせている(チラシを物色するということは、次もまた観に来る意志があるということだ。できるなら『鎌倉アカデミア 青の時代』も観に来て欲しい!)。
最後に宣伝ぽくなってしまい恐縮だが、渦中のS・Yもお忍びで利用する横浜の映画館シネマ・ジャック&ベティにて、『鎌倉アカデミア 青の時代』が10/7〜13に公開となります。横浜近辺の皆様、どうぞお誘い合わせの上ご来場ください。
posted by taku at 17:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする