2021年04月01日

世紀の大発見、その後

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前回紹介できなかったもの(1)。成田亨によるドゴラ。『世界大怪獣カード』用に描き下ろされたもの。

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前回紹介できなかったもの(2)。藤尾毅によるジラースとラゴン。『ウルトラマンカード』のための描き下ろし。

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前回紹介できなかったもの(3)。石原豪人による『パノラマ世界大怪獣』の表紙。メフィラス星人、ヒドラ、ケムラーが描かれている。

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前回紹介できなかったもの(4)。井上英沖による生原稿。『現代コミクス ウルトラマン』1月号「ガボラの巻」より。

初代「ウルトラマン」の放映時期(1966〜67年)に、現代芸術社から刊行されていた『現代コミクス ウルトラマン』関連の原稿や原画が、思わぬところで見つかった! という記事を、かなり気合いを入れて書き、「世紀の大発見!」と題して去年の11、12月に投稿したのだが、アクセス解析などを見る限り、ほとんど反響はなかった。

○世紀の大発見!『現代コミクス ウルトラマン』後日譚(1)
○世紀の大発見!『現代コミクス ウルトラマン』後日譚(2)

「今となっては、成田亨や石原豪人の原画といっても、食いついてくる人はいないのか」と少々淋しい気持ちでいたところ、どういうわけか、今年の3月になってから急にツイッターなどで大々的に拡散されたようで、アクセス数がえらいことになってきた。私のブログは、普段は1日に100人程度の訪問者なのだが、それがいきなり1日10,000人を超えたのだ(2008年のブログ開設以来初めての現象)。

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しかし「バズッた」のは1週間程度で、すぐ平常の数字に戻ったが、特撮愛好家の方々にはそれなりに情報が行き渡ったようで、こちらとしても嬉しい限りである。

さて、これら貴重な原画類の収蔵等について、新たな動きがあったのでこの場を借りて報告したい。このブログの「特撮」カテゴリでも紹介してきたように、かねてより私は、この時代の特撮関連書籍や資料をかなり収集保存してきており、どこかでこれらを一括管理、閲覧などもできる施設を運営することを考えてきたが、今回、こうした発見もあったので、長嶋武彦氏のご遺族とも協議した結果、鎌倉において、これら特撮関連資料の公開施設を立ち上げることで意見の一致を見た。コロナ禍がいまだ収まらないため具体的な開設時期は未定だが、名称は「鎌倉20世紀特撮伝承館(仮)」とし、ここ1、2年のうちにスタッフを揃え資料を整理、遠からず愛好家の方が閲覧できる場を提供したいと考えている。

……というのは全部ウソです。勝手な妄想です。今日はエイプリルフールなので、どうかお許しを。長嶋氏宅において発見されたお宝については、今後のことはまだ何も決まっていませんし、また、特に問い合わせも来ていないとのことです。本日、このブログを書くにあたり、ご子息の長嶋竜弘さんに電話で確認したので間違いありません。ツイッターで、某県立美術館に「すぐに連絡を取った方がいいですよ!」と薦めてくださった方もあったようですが、まあ、年度代わりで忙しい時期ですし、そうすぐには動けないですよね。しかしながら、長嶋武彦氏の遺されたものを、鎌倉市内で保管・公開できたら、という希望をご遺族が持たれているのは事実ですので、散逸などせず、なるべくいい形で、貴重な文化財が次世代に継承されていくのを願うばかりです。
posted by taku at 16:46| 特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする