2025年01月07日

【謹告】このブログはPCでの閲覧をお勧めします

2025年1月現在、このブログは更新停止中ですが、さまざまな検索ワードでこちらを訪れてくださる方がそれなりにいらっしゃるようなので、管理者からひとこと申しあげます。

このブログは是非、PC(パソコン)でご覧ください!!

といいますのは、スマートフォンでご覧になると、広告につぐ広告で、大変に閲覧しにくいからです。

去る2008年に始めたころのSeesaaブログは、無料ブログの中ではカスタマイズの自由度も高く、広告も非表示にでき、なかなか良質なサービスだったのですが……。

数年前からスマホの広告が激増し、これではいけないと、2024年の春にワードプレスへの引越しを考え、実際に登録もして2014年までの記事についてはデータの移し変え(下書き状態で保存)を行ったのですが、そこで集中力が途切れました。そうまでして読んでもらうほどの文章でもないし、何より、手間と時間がかかりすぎます。というわけで、年が改まったのを期に、ワードプレスのデータは破棄し、解約を決めました。

ただ、ここに書かれた文章も、それなりの労力を費やして書き連ねたものですし、昭和特撮や昭和漫画など、マニアックな話題も扱っていますので、是非、ご面倒でも、お手持ちのPCから、ご覧になっていただければ幸いです。
posted by taku at 15:49| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月02日

さらば Seesaaブログ

3月31日で「タモリ倶楽部」が終了、動画配信サイトGYAO! も終了、静岡県三保の東海大学海洋科学博物館も有料公開が終了。
さよならだけが人生だ。

というわけで、2008年3月から細々と続けていたこのブログも、これにて更新終了とします。「ルリ子をめぐる冒険」が完結していないことだけが心残りですが、これも仕方のないことでしょう。投稿済みの記事はこのままにしておくつもりです。

理由はいろいろありますが、第一は、スマホで見た時の広告の多さです。以前にも書きましたが、自分はいまだにPC派なので正直実感がないのですが、これだけスマホが世の中を席巻してしまうと、その趨勢を無視するわけにも行きますまい。

今後、書きたいことが出てきた時には、note に書き綴りたいと思います。すでに1年前にひとつだけ記事を書いたまま放置していましたが、上記の「タモリ倶楽部」と GYAO! については、いささか感じるところがあったため、note に記事を書きました。ご興味のある方はお読みいただければ幸いです。

15年にわたるご愛読、本当にありがとうございました。

IMG_0437+.jpg
再開発が進む登戸駅前(2023年2月撮影)



posted by taku at 13:04| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月14日

加藤茂雄さん三回忌 映画『浜の記憶』期間限定配信

本日、6月14日は、俳優・加藤茂雄さんのご命日です。亡くなられて、丸2年が過ぎました。月日の経つのは実に早いものです。

三回忌に際し、加藤さんが93歳で初主演した映画『浜の記憶』を、明日(15日)から8月31日まで、期間限定で無料配信することにしました。配信は昨年の一周忌以来で約1年ぶり。公開初日の舞台挨拶の模様も合わせて配信します(下のバナーをクリックすると再生ページに飛びます)。

【期間限定配信】映画『浜の記憶』
202206web01.jpg

【期間限定配信】『浜の記憶』初日舞台挨拶
202206web02.jpg

視聴の詳細についてはこちらのページをご覧ください。

※配信は8月31日で終了しました。
posted by taku at 15:15| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月05日

影たちの叫び

info01.jpg

2022年初めての更新です。

早いもので、新型コロナウイルスが日本に上陸してから丸2年が過ぎましたが、依然収束は見込めず、年明けからまた感染者が激増しています。このコロナ禍で、不要不急と言われたエンターテインメント業界は本当に悲惨な状況に陥っており、付き合いのある劇団、プロダクションなども、ぎりぎりのところでどうにか踏ん張っているという印象です。

今からちょうど10年前の2012年に創立60周年を迎え、それを記念したドキュメンタリー映画『影たちの祭り』を撮らせてもらった劇団かかし座も例外ではありません。本来なら華々しく創立70周年を祝うはずが、2年を越すコロナ禍のために甚大な損失を蒙り、もはやこのままでは劇団を存続できないと、昨年の11月からクラウドファンディングを行っています(私もささやかながら支援をさせていただきました)。2月5日の時点で約900万円が集まっているものの、目標額の5000万円には遠くおよびません。すでにさまざまなメディアでも取り上げられ、また、劇団員の方々も各種SNSで、日々涙ぐましい情報拡散を行っていますが、それでも支援者はやっと700名を超えたというところ。まだまだこの状況を知らない人が多いようで、そこで私も遅ればせながら(そして微力ながら)、この場で告知を行うことにしました。

kagetachi_chirashi_s.jpg

映画『影たちの祭り』のキャッチコピーは、「そこに光と手があれば、やがて生命(いのち)が動き出す」というものでした。手影絵の面白さと不思議さを端的に言い表したコピーだと自負しているのですが、現在、劇団が発しているメッセージは、「光」と「影」という言葉を使いながらそこにファンタジーな要素は微塵もなく、まるで断末魔の悲痛な叫びのように受け取れます。

【倒産寸前の劇団かかし座を助けてください】
長引くコロナ禍の影響で、劇団かかし座は深刻な経営の危機を迎えています。現在、クラウドファンディングや、ご寄付で多方面からのご支援をいただいておりますが、約1億5千万円にも及ぶ、あまりにも甚大な損失をカバーするにはまだまだ追い付かず、このままですと、今年の夏までには倒産となり、劇団が消滅してしまいます。
私たちが扱う影絵は、明るい光がなくては生まれないものです。光が消えてしまえば、影は闇に飲み込まれてしまいます。70年続いた劇団の歴史をこのまま闇に沈めることなく、全国、全世界に、影絵で夢と希望を届ける活動を続けさせてください。どうぞ皆さまのご支援の光をお願い致します。(劇団かかし座youtubeページより)

70年の歴史を持つ老舗劇団が、倒産を匂わせるようなことまで書くというのは、余程のことであろうと推察されます。クラウドファンディングは2月17日まで行われています。どうぞ、ご協力をいただければ幸いです。

■クラウドファンディングの詳細はこちら(モーションギャラリー)

なお、現在は感染者の急増で、世間ではまたしても公演中止や延期などが増えてきていますが、そんな状況でも多くの方たちに楽しんでいただこうと、劇団かかし座では来週の11日とさ来週の14日に、youtubeでバーチャル鑑賞会を実施するそうです。

劇団かかし座バーチャル鑑賞会 影絵劇『三枚のおふだ』


○2022年2月11日(金) 13時30分開演(上演時間約1時間)

キャスト:飯田周一 櫻本なつみ 西垣勝 西出早織

※2月17日(金)までアーカイブ視聴化

劇団かかし座バーチャル鑑賞会 影絵劇『赤ずきん』


○2022年2月14日(月) 10時開演(上演時間約1時間)

キャスト:飯田周一 櫻本なつみ

※2月17日(金)までアーカイブ視聴化

2作とも完全無料配信で、クラウドファンディングとは関係ありません。ただ、「御代は見てのお帰り」ではありませんが、作品をご覧になって、かかし座の活動を応援したいと感じていただけましたら、是非、額の多少に関わらず、ご支援をお願いしたいところではあります。ちなみに、両作に出演する飯田周一さんと櫻本なつみさんは、『影たちの祭り』にも出演していらっしゃいますし、かかし座でもレジェンド級の腕前で、この方たちのパフォーマンスが無料で観られるというのはかなりの大判振る舞いではないか、と個人的には思っています。飯田さんの山姥はインパクトが凄いし、さくちゃん(櫻本さん)の赤ずきんはエイジレスな可愛さ満点。どちらも必見です!
posted by taku at 21:35| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月18日

加藤茂雄さんの訃報

20200618.jpg

『浜の記憶』主演俳優の加藤茂雄さんが、2020(令和2)年6月14日午前7時、慢性腎不全のため94歳で永眠されました。95歳のお誕生日(6月16日)を迎える2日前のことでした。
ご遺族の意向により、葬儀は6月18日に家族葬にて執り行われました。
謹んで加藤茂雄さんのご冥福をお祈りいたします。
(『浜の記憶』公式サイトより)

今、20時半すぎ。ヤフーのトップページに「俳優の加藤茂雄さん死去」の文字が。
「ああ、本当に逝ってしまわれたんだなあ」という寂しさとともに、砂を噛むような、ある後悔の念が頭をもたげてくる。

加藤さんに『浜の記憶』の出演を持ちかけたのは今から2年前、2018年の6月。加藤さんはとても元気だった。撮影は猛暑が収まった9月から10月にかけて行われ、年内に完成、公開も決まった。

お披露目の上映会を鎌倉の光明寺で行ったのが今から1年前、2019年の6月。母校・鎌倉アカデミアがあった場所での晴れ姿。加藤さんはとても嬉しそうだった。翌7〜8月の新宿での公開でも、連日のトークイベントに意欲的に参加。だが、都心の酷暑にやられ、少し体調を崩してしまった。でも、11月の横浜での公開では、また笑顔で舞台挨拶に臨んでいた。

それからわずか7ヵ月。2020年の6月。もう加藤さんはいない。100歳まで余裕で生きると誰もが思っていた、あんなに丈夫な加藤さんだったのに。

加藤さんは90歳を過ぎての映画初主演という、俳優としてこれまであまり例のない壮挙を成し遂げ、マスコミなどから取材を受ける機会も増えていたが、しかしそうした「ハレ」の日々は、肉体的にも精神的にも、思った以上にハードだったのではないだろうか。もし私が2年前、『浜の記憶』への出演をお誘いしなければ、加藤さんは今も元気なままで、飄々と長谷の海岸を散歩していたのではないか…。

そんな思いが、ずっと頭から離れない。

加藤さん、無理させてしまってごめんなさい。どうぞ安らかにお眠りください。
posted by taku at 21:46| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

上映中止のお知らせ

5/14(木)〜17(日)に【俳優 加藤茂雄】と題して予定されていた、『浜の記憶』『鎌倉アカデミア 青の時代』鎌倉市川喜多映画記念館での上映は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、誠に残念ではございますが、一旦中止とさせていただきます。 再上映については、決まり次第、改めて映画記念館および作品の公式サイト等で告知いたします。何卒ご了承の程お願い申しあげます。

IMG1809.jpg
posted by taku at 15:42| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月19日

『凍える鏡』 GYAO!無料配信

kogoeru_gyao01.jpg

映画『凍える鏡』が、4月21日(火)から5月20日(水) まで、GYAO!で無料配信されることになりました。「おうち時間」のひとときに、是非ご覧いただければと思います(ネットでの初無料配信を記念して、これまで使われていないアザーカットを数点貼っておきます)。


kogoeru_gyao.jpg □凍える鏡|映画|無料動画GYAO!


この作品が撮影されたのは2007年、今から13年も前の話ですが、内容については、当時よりも現在の方が、すんなりご理解いただけるのではないかと思っています。なぜなら、最近若い人たちがよく口にする「承認欲求」が根本のテーマとなっているから。「承認欲求」はツイッター、facebook、インスタグラムなどSNSの普及と相まって、この10年の間にすっかりなじみ深い単語となりましたが、2007年当時は、そこまで一般に浸透していませんでした。

kogoeru_gyao02.jpg

kogoeru_gyao03.jpg

この作品では「自己愛性パーソナリティ(人格)障害」という症例を扱っていますが、それもシンプルに言えば、
他人から認められたい、誉められたい、それによって自己のアイデンティテイをどうにか確立したい
という、重度の「承認欲求中毒」のような状態です。自分の価値に自信が持てないため、常に他者からの賞賛を求め、それによって脆弱な自我を何とか安定させようと試みるわけです(しかし根本的な解決には至らない)。現代ではそういう人がますます増えてきているように感じられます。

kogoeru_gyao04.jpg

kogoeru_gyao05.jpg

『凍える鏡』は、少年期に受けた実母からの虐待により、ありのままの自分を肯定できず、成人した後も、不安定な自己像にもがき苦しむ画家志望の青年(田中圭)と、彼をめぐるひと組の母娘(渡辺美佐子・冨樫真)の物語です。すでにご覧になった方も、未見の方も、この機会に是非ご覧いただければ幸いです。

kogoeru_gyao06.jpg

kogoeru_gyao07.jpg

さらに、この作品のメインテーマも以下でお聴きいただけます。静かな雪景色に染み入るような名曲です。作曲は伊藤ひさ子さん。伊藤さん自身のピアノと、ヴィオラ、パーカッションによる生演奏です。



□『凍える鏡』公式サイト
□『凍える鏡』製作日記
posted by taku at 17:28| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月02日

『凍える鏡』復活上映!

Kogoeru0817.jpg 『凍える鏡』

『凍える鏡』がまさかの復活上映です。

【東京都:8/17上映】「凍える鏡」復活上映!!@秋葉原UDXシアター

『浜の記憶』は7/27から8/2までの公開なのですが、それから2週間後の8/17、秋葉原のUDXシアターで上映されるそうです。「夏枯れ」といわれるこの時期に作品が相次いで劇場にかかるとは、いやはや、自分でもびっくりです。

『凍える鏡』といえば、とにかく興行で苦労した思い出ばかりが鮮明で、少なくとも関東地方では、ロードショー以来、劇場で上映されることはありませんでした。それが昨年からの田中圭さんブレイクのおかげで、このような事態に…。在庫DVDは完売するし、アマゾンやFODなどネットでも配信が始まるし、10年間、土の中で眠っていた種が、ようやく芽を出して開花したという感じです。世の中、先のことはわかりませんね。

内容的には、今観てもそう古臭いテーマではないというか、むしろ、今観ていただいた方が、わかっていただけるような気もするので(自己愛とか承認欲求とか、10年前より今の方がよく耳にする言葉ですよね)、どうぞこの機会に、ご来場いただければと思います。

ちなみに、この『凍える鏡』と、『浜の記憶』は、製作は10年の隔たりがありますが、孤独な老人と居場所のない若者の出会いからドラマが始まる、という点ではかなり共通しているように思います。両方見比べてみるのも一興ではないでしょうか(などとさりげなく宣伝)。

hamano_k.jpg 『浜の記憶』
posted by taku at 16:43| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月04日

忙中閑なし!

N0601_001.jpg

先週末の鎌倉での映画会は無事に、というか大盛況のうちに終わりまして、そのことはもうあっち(『浜の記憶』公式)のブログには書いたのですが、こっちのブログには書いてないので、こっちしか読んでない人にはわからないですよね。

というわけで、とりあえずあっちのブログを、是非お読みください。

□公式ブログ:映画『浜の記憶』を記録する

・映画会、盛況のうちに終了!
・映画会の写真です

で、何がいいたいかといえば、このごろにわかに『浜の記憶』公開関連で忙しくなってきまして、多分、こっちのブログは公開終了までほとんど更新できないと思います(忙しくなくても最近あまり更新してませんが)。

しかも、一応ツイッターぐらいはやっといた方がいいだろうと思い、さっき公式ツイッターまで開設したんで、もういけません。すでに何度か書いたように、私はスマホを持っておらず、ブログもツイッターもすべてパソコンからの更新です。はなはだ効率が悪いです。

□映画『浜の記憶』公式ツイッター

そんなわけで、しばらくは『浜の記憶』公式関連をのぞいてやってください。どっちも基本的には私が書いてますので。どうでもいいけど、最近左の肩甲骨周辺が異様に痛くて、どうしたらいいのか困っております。
posted by taku at 20:01| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月31日

明日、鎌倉で

明日(6/1)、13時から鎌倉・材木座の光明寺で『浜の記憶』のお披露目上映が行われます。終映後には主演の加藤茂雄さんらのトーク、そして15時からは『鎌倉アカデミア 青の時代』を、アカデミア発祥の地・光明寺で初上映いたします。是非、お誘い合わせの上、終末の鎌倉にお出かけください(詳細は以下のフライヤーをご覧ください)。

□鎌倉アカデミア映画会 フライヤー(表)
□鎌倉アカデミア映画会 フライヤー(裏)

本日、朝日新聞(神奈川版)に、記事を掲載していただきました。ネットでは読めないようなので、この場にてご紹介します。本当に手作りの映画であることがおわかりいただけるかと思います。

20190531asahi.jpg
posted by taku at 12:37| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする