
去年ぐらいから生成AIがすごいことになっていて、まさに日進月歩の勢いで「進化」し続けています。とにかく、静止画も動画も文章も、もはや人間よりもはるかに早く確実に成果物を生成できるようになってきており、そのレベルというか完成度もどんどん高くなっているので、とにかく、2026年5月の時点ではこんな感じだったという備忘録として、現況を記しておきます。
なお、私は現在63歳ですが、以下の調査によれば、50〜60代で生成AIを日常的に(ほぼ毎日)使っているのは約25%で、一方で、全く利用していない人も30%以上いるとのこと。
【50・60代の生成AI意識調査】(2026年4月7日リリース)
株式会社BEYOND AGE
しかし、この数字も、この数年で大きく変容していくことでしょう。かくいう私も、初めてChatGPTを使ったのが去年の8月で、まだ1年も経っていません。それが今では、健康問題から他人には話しにくい生活の諸問題に至るまで、事あるごとにAIに相談するようになってきています。
さて、このブログは昭和の特撮やアニメを主なネタにしているので、読者も50〜60代が多いのではないかと推察され、そうなると、生成AIについても、未体験の方が少なからずいらっしゃると思います。というわけで、まずはChatGPTのご紹介がてら、その画像生成機能で、最近巷(ちまた)に溢れている「いかにも」なAI画像を作ってみました(私自身は画像生成はあまり使っていないのですが、その性能を示すにはビジュアル的なものが一番わかりやすいと思うので)。
ChatGPTを立ち上げ、「画像を作成」をクリックすると、「画像を説明または編集」というウインドウが出るので、そこに以下のような文章(プロンプト)を打ち込みます。
最近のスタートアップ企業のイメージ画像。20代の社員3人(男2人、女1人)が、現代的なオフィスで打ち合わせをしている様子。写真とイラストの中間のような感じで。
そうすると、1分もかからないうちに、どこかで見たことのありそうな、以下の画像が出力されます。背景に「Start up」と書かれているのが少し笑えます。

これに対して、手直しのプロンプトを入力してみます。
洋服がカジュアルすぎて学生のように見えるので、男一人、女一人はフォーマル(背広)にしてください。女性の茶髪も学生っぽいので黒髪で。それから、一人は座りではなく立位にしてください。
するとまた1分弱で、修正された画像が。

こちらの指示どおり洋服が変更され、女性も黒髪になっています。
いい感じです。試しに、立っている男性を、40代前半の管理職(メガネ着用)にして、後輩にアドバイスをしているという設定にしてみてください。
その結果、出来たのがこれ。40代の管理職としては少し若すぎる気もしますが、いかがでしょうか?

トータル5分もかからずに、こういうイラストもどきが、出来てしまうのです。これは革命的な変化ではないでしょうか。企業サイトにしろネットの記事にしろ、イラストなしよりもありの方が、人目を引くのは明らかで、そのため、少し前まではこういうイラストを、専門家に発注して描いてもらっていたはずなのに、それがものの数分で、言葉を入力するだけで完成してしまうのですから。
私個人としては、こういう、何とも言えず無機質的というか、わざとらしいタッチのイラストには拒否反応を示してしまう方なのですが、現実を見る限り、最近のネット記事や個人ブログ(note含む)、youtube動画にもこの手のイラストが溢れており、拒否反応を示す人も減りつつあるようです。タッチなども多様化・細分化していくことを考えると、もはやこの流れを変えるのは難しいように思われるのですが…。本当に、大変な時代になってきたものです。
ちなみに、この記事の冒頭の、古臭いロボットがオフィスでPCに向かっているイラストも、同様のやり方で出力したものです。
昭和時代のクラシックなデザインのロボットが現代のオフィスでPCに向かって仕事をしている様子をイラストにしてください。色彩はカラーで、写真とイラストの中間のようなタッチを希望します。
という指示を出したら、ほぼ一発で出来たのです。よく見ると、左手がキーボードを叩いていないのですが、そこはまあご愛嬌ということで…。

